1947-10-10 第1回国会 衆議院 水産委員会 第21号
次に別苅船入澗の築設でありますが、別苅船入澗豫定地は増毛港を離るる六キロの地點にあり、本區域間の戸數約六百を有し、にしん漁業竝びに現在八十隻に上る小型發動機船による沖合漁業は、天鹽沿岸随一の大漁村でありますが、海岸一帶屈曲に乏しく、荒天の際における漁船の避難、繋留ともに不便をきわめ、自然出漁不可能なる日數きわめて多く、これが損失の莫大と、ときに遭難の悲惨事を免れがたい實状にあります。
次に別苅船入澗の築設でありますが、別苅船入澗豫定地は増毛港を離るる六キロの地點にあり、本區域間の戸數約六百を有し、にしん漁業竝びに現在八十隻に上る小型發動機船による沖合漁業は、天鹽沿岸随一の大漁村でありますが、海岸一帶屈曲に乏しく、荒天の際における漁船の避難、繋留ともに不便をきわめ、自然出漁不可能なる日數きわめて多く、これが損失の莫大と、ときに遭難の悲惨事を免れがたい實状にあります。
そこで請願の趣旨はもう一つの戸數約六百戸近いところの船越という大部落の無集配の特定郵便局を何とか政府の御考慮と御配慮を願つて、これを雄勝局同様に集配の特定郵便局に昇格をしていただきたいというのが本請願の結論でございます。